忙しいママ必見|AI(Gemini)で園の予定をまとめてGoogleカレンダーに登録!

幼稚園や保育園から届くプリントや行事予定表、
「読む→予定をカレンダーに入れる」までが意外と時間泥棒ですよね。
前回の記事(プリントをAIで自動要約する方法)では、
GeminiやChatGPTを使って学校や園からのプリントを要約するステップと、コピーして使えるプロンプト全文を紹介しました。
今回は、その要約結果をGoogleカレンダーへ自動登録する手順を解説します。
スマホ1つで、家庭の予定管理がここまでラクになります✨
- GeminiとGoogleカレンダーを連携して自動登録する手順
- プリント要約→Googleカレンダー登録までの流れ
- 提出物リマインダーなどのカレンダー登録の小技
- ChatGPTでまとめて予定を登録できる.icsファイルを作る方法
「AIなんて難しそう…」と思っているパパママでも、この記事の通りにやれば、スマホ1つでおたより整理と予定登録が最短3分で完了します。

私もこの方法で格段に時短になりました!
GeminiとGoogleカレンダーを連携する準備
Geminiから予定を直接追加するには、まずGoogleアカウントと連携が必要です。

設定は数分で完了します。
アプリからの連携方法
- Geminiアプリを開く(AndroidまたはiOS)
→ Googleアカウントでログインしておきます。 - 右上のプロフィールアイコン → 設定(歯車のアイコン) → 拡張機能 を選択。
- 「Google Workspace」へのアクセスを許可
→ Geminiがカレンダーイベントを作成できるようになります。 - 確認方法
Geminiのチャットで「今日のカレンダーを教えて」と入力し、
予定が表示されれば連携OKです。
お使いのスマートフォン(Android、iPhone共通)で、上記の手順で設定してください。
もしGeminiアプリ単体ではなく、Googleアプリの中でGeminiを使っている場合は、Googleアプリを開いて上部の「Gemini」タブを選択します。
初めて接続する場合、Googleアカウントへのアクセス許可を求める確認画面が表示されることがありますが、内容を確認して許可してください。
これだけで、アプリからの設定は完了です!
PCからの連携方法
- パソコンでGemini (gemini.google.com) を開きます。
- 画面の左下にある「設定」(歯車のアイコン)をクリックします。
- メニューから「拡張機能」を選びます。
- 拡張機能のリストが表示されます。その中にある「Google Workspace」を見つけてください。
- 「Google Workspace」の横にあるトグルスイッチをオン(有効)にします。
- 確認方法
Geminiのチャットで「今日のカレンダーを教えて」と入力し、
予定が表示されれば連携OKです。
初めて接続する場合、Googleアカウントへのアクセス許可を求める確認画面が表示されることがあります。
内容を確認して「許可」や「接続」をクリックしてください。
これだけで設定は完了です!
Geminiで要約した内容をカレンダーに登録
連携が完了したら、Geminiに学校から配られたプリントをスマホで撮影し、その画像とプリント要約用プロンプトを打ち込み、要約をしてもらいます。
その詳しい方法はこちらを見てくださいね。

この方法で要約すると、
②【カレンダー登録用まとめ】
- 10月1日(水) 休園日 ※預かり保育あり
- 10月4日(土) 9:00 運動会@白兎小学校校庭
- 10月6日(月) 運動会振替休園日 ※預かり保育あり
という形で、カレンダーに登録しやすいように情報を一行にまとめてくれています。
なので、この回答が出力された後に、
「このプリントの内容をGoogleカレンダーに追加して」
と書き込むだけです。
確認メッセージが出た場合は、「はい」と答えると、Googleカレンダーへ自動的に登録されます。

あっという間に登録できちゃいます!
場合によっては、終日予定として登録できない、というメッセージが出たりするのですが、その場合は適当に「9時からにして登録」などと伝えればOKです。
登録されたイベントはGoogleカレンダーで編集可能なので、後から微修正するといいと思います。
ただし、カレンダー登録する前に必ず要約されている予定と日付が正しいかをプリントと見比べてください!
写真で取り込む関係で、画質が悪いと日付が間違っていたり、文字が間違えて読み込まれていたり、ということがありえます。
また、AIを100%信じるのは厳禁。
やっぱり、大事な部分は目視で確認するようにしてください。

カレンダー登録のときに再確認すると確実!
さらにおすすめなカレンダー登録の小技
他にも、私のおすすめな使い方をご紹介。
例えば、提出期限のある書類や持ち物などを、カレンダーに登録する方法。
「提出物は、提出期限1日前にカレンダー登録して」
こうすると、「〇〇提出リマインダー」として、カレンダーに1日前に登録してくれます。
きちんと詳細部分に「提出期限:◯月◯日」といったメモも入ります。
図書の本の返却といった持ち物などがある場合も、メモにきちんと記載されます。

優秀すぎ!!
「◯日の予定だけカレンダーに登録して」
と、一部の予定だけカレンダー登録させることも簡単にできます。
日付指定もできますし、「全校朝礼の日だけ」など予定の内容で指示も可能です。
これで、いちいちプリントの予定をカレンダーに打ち込むという、地味で面倒な家事が時短に。

絶対に、忙しいパパママに使って欲しい!
ChatGPTから登録する方法
GeminiはGoogleのアプリなので、そのままカレンダーへと登録できました。
しかし、ChatGPTの場合は、そのままアプリ経由で登録というのはできないので、ひと手間必要です。
まずChatGPTでプリントの要約を行います。(プリントをAIで自動要約する方法)
次にこうChatGPTに伝えます。
「この予定のカレンダーファイル(.ics)を作成して」
この拡張子(.ics)のファイルができあがったら、Googleカレンダーにインポートするだけで全て、カレンダー登録されます。
PCからの場合は、
- PCでGoogleカレンダーを開きます。
- 右上設定アイコン(歯車)をクリックし、「設定」を選びます。
- 左側のメニューで「インポート / エクスポート」をクリックします。
- 「パソコンからファイルを選択」をクリックし、該当の
.icsファイルを選びます。 - 「インポート」ボタンを押すと、カレンダーに予定が追加されます。
時間が未記入のイベントは終日のイベントとして登録されるので、必要であれば時間を入れてください。
アプリからのインポート機能はないのですが、ダウンロードしたファイルを開くと自動的にカレンダーが開き「予定を追加」という画面が表示されます。
内容を確認し、「追加」をタップすると追加されます。
他にも、Gmailに添付されているファイルでもタップすると追加画面に推移します。

ちょっと手間だけど、一括で予定が入るのは便利かも。
まとめ:AIを「家庭の秘書」にする時代
- Geminiでおたよりを撮影&要約
- そのままGoogleカレンダーに自動登録
「読む・書く・登録する」が全部AI任せになると、朝の準備や夕方のバタバタ時間がぐっとラクになります。
慣れたら5分かからずプリントの予定をカレンダー登録できちゃいます。

たったこれだけで、10分以上の時短ですよね。
何より、プリントをまとめて見やすくしてもらえるだけでも、頭の中がごしゃごしゃしなくて済むので、助かります。
こうした便利な使い方をすることで、AIが「家庭の秘書」として常駐するようになったら、大助かり。
前回の記事(プリントをAIで自動要約する方法)とあわせて、ぜひAIでママの時間を取り戻す第一歩にしてみてください!

