暑い季節になってくると、気になるのは
私自身は、会社についてすぐに冷蔵庫に入れるので心配ないのですが、家族がどんな環境でお弁当を置いているか・・・ちょっと心配ですよね。
夏は梅干しを入れたり、できるだけ卵には火を通すなど気にはしているのですが、どこまで工夫すればいいのか正直わかりません。
自分が作ったお弁当で家族にお腹を壊されたりしたら・・・
しかも、最近流行りの作りおきおかずは、温め直して入れるのが正解なのか、冷えたまま入れるのが正解なのか・・・。
心配になってきたので、お弁当を安全に持っていってもらうためにいろいろと調べてみました。
お弁当を安全に持っていくために
まずはお弁当がダメになってしまう温度を確認してみましょう。
お弁当が傷む温度は?
食材自体がダメになるというよりは、食材についた雑菌が繁殖して腐ります。
つまり、雑菌が繁殖する温度が、お弁当をダメにしてしまうわけです。
雑菌の繁殖は10度から60度
と一瞬焦りますが、一番繁殖しやすいのは30度から40度。
夏の季節に傷むのは、気温が一番適した温度になるからなんですね。
しかも、傷む原因になるのは人がもともと持っている菌だったりします。(黄色ブドウ菌や大腸菌など)
なので、温度管理も大切ですが、まずは手洗いをしっかりして極力菌を付けないようにする、というのも大事そうです。
もちろん、お弁当箱なども清潔に。
そして、やはりお弁当を詰める時には、しっかり冷まして入れるのが大事です。
熱いまま詰めたお弁当は、フタをすると冷めにくくなります。
つまり、細菌が好む温度が長く続くため、細菌が繁殖しやすくなるのです。
なるほど、昔から言われていることは守るべきなんですね。
作り置きは再加熱?
であれば作り置きのおかずは、冷蔵庫に入っているのだからちょうど冷え冷えでいいじゃないか、と思いがちですが、どうもそれはそれで良くないようです。
細菌、冷凍食品の中でも自然解凍でOK、という商品が増えています。
それは、清潔な環境で瞬間冷凍をしているからこそできる技。
家庭で作るおかずは、どうしても菌の付着は免れず・・・。
そうすると、やはり一度死滅するレベルの温度にしてから入れるべきです。
死滅する温度とは、80度以上。つまり、電子レンジで温め直すだけでもOKです。
一度温めて、冷まして、お弁当箱へ入れる・・・。
ちょっと面倒ですが、家族を守るためなら!!
他に気をつけるポイント
温度管理はもちろんですが、水分が少ない方が繁殖しやすい環境になりにくいので、しっかり水気は切って入れましょう。
生野菜はできるだけ避けた方がいいでしょう。一度茹でたものか、炒めたものを入れてください。
他にも、ポテトサラダやマカロニサラダのようなマヨネーズを使ったもの、半熟卵などは要注意です。
やっぱり、梅を入れたり、酢飯にしたり、酸っぱいもので防ぐのもかなり効果的。
ふりかけにカリカリ梅が入っているものなどは、かなり我が家では重宝しております。
コストコでよく見る、カリカリ梅入りのふりかけがかなりおすすめ。
ネットでも買えるので、コストコ行かないよ、という人でもぜひ。
あとはやっぱり、保冷剤で保護するというのも真夏には大事なポイント。
冷蔵庫がない場合もあると思うので、少しでも痛まない温度を保ちましょう。
ずっと炎天下に置いておかない限り、すぐにお弁当が傷んでしまうということはないと思いますが、リスク回避は大事ですからね。
明日から、もう少し早起きしてお弁当を冷ます時間を取らなくちゃ・・・。