「AIって難しそう」を卒業!家族時間を増やすやさしいAIの使い方

「AIは難しい」「自分には関係ない」と感じていませんか?
でも、家族との時間を少しでもふやしたいママにこそ、AIはぴったりなんです。
私も最初は、「AIなんて自分には使えない」と思っていました。
けれど、仕事でAIを扱う夫に教わりながら少しずつ触ってみたら、思っていたよりずっと暮らしに寄り添う存在だと気づいたんです。
この記事では、そんな私の体験をもとに、「家族時間をふやすやさしいAIの使い方」をお届けします。
わが家では、AIを仕事で使いこなす夫にプロンプト(=AIへのお願いの仕方)を見てもらいながら、小さな時短ワザを積み重ねています。
今回は、その中から専門用語なしで始められる、やさしい使い方だけを集めました。

AIを日々の生活で使う取っ掛かりになれば嬉しいです!
「AIって難しそう」は思い込みかも

「AI」と聞くだけで、ちょっと身構えてしまうのは私だけではないはず。
「ChatGPT」とか「生成AI」なんていう単語はよく耳にするけれど、使いこなせる気がしない、と思いませんか?

実際私も最初は「使うのなんてムリムリ」と思っていました。
日々の暮らしの中で、生成AIで作った動画とか画像を見かける機会も増えましたが、普通の主婦の私がそうしたものを作る必要性もなく。
関係のない世界、と勝手に壁を作ってしまっていました。
でも、夫が「AIはママにこそ向いてるよ」と言ってくれたんです。
家事や育児って、やることが多くて、しかも同時進行。
AIは、そういう頭の中のごちゃごちゃを整理するのが得意なんだそう。
実際に使ってみると、
- 園や学校のプリントを自動でまとめてくれる
- 買い物リストを一瞬で作ってくれる
そんな小さな便利が、家族との時間を少しずつ取り戻してくれました。
私のAI時短との出会い
私が初めてちゃんとAIを使ったのは、長女の小学校のプリント整理でした。
行事の多い時期、夜に「これ、いつだったっけ?」と探すのが地味にストレスで…。
試しにChatGPTにプリントの内容を打ち込んでみたら、たった数秒で「カレンダーに貼れる予定一覧」にしてくれたんです。
「これ、ほんとにAIが?」と驚いた私に、夫は「プロンプト(=お願いの仕方)を工夫すれば、もっと便利になるよ」と教えてくれました。
それからは、夫に文章の書き方を直してもらいながら、私でも毎日の時短ワザをどんどん作れるようになりました。
今では、1週間分のレシピの材料整理や、買い物リストづくりもAIにおまかせ。
出した買い物リストを、ネットスーパーで頼んで、買い物も完了!
プリントも携帯で写真を撮って、AIに丸投げ。
他にも小さなタスクをAIに手伝ってもらいながら生活しています。
こうした小さな積み重ねで夕方のバタバタが減って、子どもたちと一緒に過ごす時間がふえました。

私の睡眠時間と、心の余裕もふえました!
「すぐ使える」やさしいAIとのつきあい方3つ

AIを使うといっても、難しい設定や英語の勉強は不要です。
スマホひとつで始められる「やさしい使い方」を3つご紹介します。
「難しそう」という気持ちが、この3つのことを知るだけで「使えるかも」に変わるんです。
1)AIは話しかけるだけでOK
実は友達に話しかけるくらいの気楽さでいいんです。
アプリの難しい設定は不要。
詳細なプロンプトと呼ばれる指示書も不要。
スマホで「豚バラの簡単な夕飯レシピは?」と話しかけるだけでヒントが返ってきます。
また、検索と違い、聞き返しや相談もできるのがAIの便利ポイント。

「難しすぎるから、初心者にもわかるようにまとめて」とかよく使います。
2)完璧に使いこなす必要はない
「少しヘルプを頼む」くらいでOK。
10分かかることを5分にできたら、それが積み重なって1日の余白になります。
また、答えが思った通りじゃなくても大丈夫。
夫いわく「AIとの会話はキャッチボールだから、お願いの仕方を少し変えるだけでぐっと良くなる」そうです。
なんだか思ったのと違う答えだな、と思ったら、「違うよ。箇条書きで出して」とかって、お願いし直せばOK。
一発で最高の答えをもらおうと思うと難しいので、気楽にAIとは付き合いましょう。

もちろん便利技もあるけど、それを使いこなそうなんて思わなくてOK!
3)いちばん効くのは「繰り返し作業」
予定整理・買い物リスト作成・メモの整頓など、毎週くり返すことをAIに任せると、効果がじわっと出ます。
また、後でやりたいことをAIに預けちゃう、という考え方もオススメ。
買い物リストも提出物のことやタスク管理も、AIに「覚えておいて」と預けちゃう。
それだけでも頭の中がすっきり整います。
例えば自分のタスクとか。
ごちゃごちゃ順番とか気にせず書いたあとに、「要点をまとめて」とか「箇条書きでやる順に並べて」とかって言えば、数秒でまとめてくれます。

疲れ切ってるときは、ちょっとしたことをAIが手伝ってくれるだけで助かる!
結果が整う便利な小技
AIを会社でいつも使いこなしているAIのプロの夫から便利な小技を教えてもらいました。
それは、いつも
- 目的
- 条件
- 出力形式
この順でお願い事を書くといいのだとか。
気軽に使うならただ話しかけるだけでOKですが、この方法を知っているだけで、AIからの回答結果がぐっと整います。
例えば、
- 目的:カレンダーに入れたい / 買い物リストがほしい
- 条件:本文の表記そのまま / 子どもが食べやすい / 30分以内
- 出力形式:1行1イベント、チェックボックスなど
といったことを、指示してあげるだけで、読みやすくブレない結果になります。
うまくいかないときの修正方法
色々試してみても、いつも思ったような回答にならないな、と思ったら、この修正方法を思い出してみてください。
- 一度に頼みすぎない
×「献立・買い物・下ごしらえ全部」 → 〇「まず献立だけ」 - 禁止したいことは最初に
「推測や省略はしないで」「本文にない場所は書かないで」 - 見た目を指定
「1行1イベント」「箇条書き」「チェックボックス」
細かく指示すればするほど、正確に答えてくれるようになるのですが、その分指示の文章が長くなるから、初心者には敷居が高くなりがちです。
「もう無理」となるくらいなら、ふんわりした回答でもいい、と割り切る方がストレスフルだと思います。

なので、色々試して作り上げた私のプロンプトをコピペして使ってみてほしい!


スマホアプリで使えるAI
まずは無料で、かつスマホのアプリから使えるAIを試してみてください。
以下の3つは公式アプリで、iOS/Androidのどちらでも使えるので安心です。
ChatGPT(OpenAI公式)
iOS/Android対応。履歴同期・音声入力などに対応し、スマホだけで気軽に相談できます。
Gemini(Google公式)
iOS/Android対応。日本語で使えて、Googleサービス(マップやドライブ等)との連携がしやすいのが特長。
Microsoft Copilot(マイクロソフト公式)
iOS/Android対応。Office系(Word/Excel/OneDrive)との相性がよく、文書下書きや要約にも便利。
まとめ:AI=やさしい相棒から始めよう
AIを完璧に使いこなす必要なんて、まったくありません。
まずは「これならできそう」と感じたところから。
あなたの暮らしをやさしく支えてくれるAIの小さな手を、今日から少しだけ取り入れてみませんか?

もしうまくいかなくても大丈夫。
我が家のように、家族で一緒に試してみれば、きっと笑顔がふえるはずです。
まずは、AIを「やさしい相棒」に。
次に、「お手伝いさん」に。
そして、「我が家専用執事」くらいにできたら、最高ですね。
白うさぎのAI時短ラボは、これからも「5分で変わる」実用ワザをお届けします。
ぜひ、Instagram(@shirousagi_ai)や他の記事も参考にしてみてください!

