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日々一歩一歩 丁寧な手作り生活のブログ

甲状腺がんにかかったら妊娠できるか心配なあなたへ

すっかりご無沙汰していました。

世の中は新型コロナウイルスでとんでもないことになっていますね。

旦那さまも、1歳半の娘も、そして私もほぼ家から一歩も出ていません。

こんな時期だからこそ、自分の病気(甲状腺がん)についてふと思い出してしまいました。
そして、このサイトを開こうと思った頃の気持ちも。

そこで。一番伝えたかったことを一番最初に伝えておこうと思います。

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結論から言おう。甲状腺がんになったって妊娠できるよ

見出しにするにはおかしな文章だけど、伝えたいから書きましたw

甲状腺がん摘出手術が29歳。その後、31歳で第一子出産。

これが私の経歴です。

事実としてお伝えします。甲状腺がんにかかったとしても、妊娠できないなんてことはありませんでした。だから諦めないで。

どうしてこのことを記事にしておきたかったかというと、当時の私は心配でしょうがなかったからです。

これから結婚する、という時に甲状腺がんにかかったので、妊娠できるのか、という問題はとても心配でした。

そして、調べたけれどあまり体験談もなくて。

なぜなら、甲状腺がんにかかる20代って割合からすると少ないので・・・。

 

私の甲状腺がんの経過について

簡単に私の現在までの状況を説明しておきます。

29歳で甲状腺がんが見つかったので、甲状腺を全摘しています。
そのため、チラージンという薬を毎日1回飲んでいます。(この薬は私の生命維持にもつながる重要な薬です。そのため、一生飲み続ける必要があります)

全摘し、細胞検査をしたところ、乳頭癌と濾胞癌の二種類の悪性腫瘍がありました。

リンパにも一部転移していました。
そのため、手術で首のリンパも一部摘出しています。

発見時、微小がんと呼ばれるとっても小さな癌でした。
それでもリンパ転移していました。気が付かずに放置していたらと思うと、今でもぞっとします。

手術後、2回アイソトープ治療をしています。これは、一般的な癌で言うところの放射線治療のようなものでしょうか。
万が一転移していた場合、そして甲状腺の残存組織を完全に潰すために行います。
つまり、今後安心して生きていくための必要な治療でした。

ただ、この治療をしてから1年ほどは妊娠は避けるようにと言われました。

甲状腺はヨードを材料にホルモンを合成するので、放射性ヨードと呼ばれるカプセルを飲み込むことで、細胞を潰します。
つまり、高濃度の放射線を浴びるようなものです。そうなると、妊娠初期の胎児への影響は計り知れないものになるでしょう。

治療法や細かいことはまたいつか記事にするつもりですが、今回のテーマ妊娠に関しての部分を再度まとめると・・・

 

妊娠を望むならがん摘出手術はお早めに

甲状腺がんはとっても予後(手術後の経過)が良く、生存率もとても高い癌です。
また、進行もとっても緩やかなので、お医者さんによっては甲状腺を全摘しない場合もあれば、手術を先延ばしにしてもいいよ、と言うお医者さんもいます。

それは、患者さんの状況、病状によって判断が異なるというだけのことなので、何がいいとか悪いとかをここで言うつもりはもちろんありません。

ただ、癌を摘出したらそれで終わりと思っていると、痛い目を見るので・・・。(実際私は二度も放射線治療をやると思っていなかったので、出産時期が1年ほど遅れました)

もし手術する時期で悩んでいるのであれば、一度早めに手術してしまうことを検討してほしいな、と思います。

 

病院では近いうちに妊娠したい気持ちを素直に伝えるべき

なかなか言いにくい話題ですが、素直に伝えるべきだと思います。

年齢的に出産適齢期であれば、おそらく説明してくれるとは思いますが、癌は摘出したらそれで終わりというわけではない場合もあります。

全摘した場合としていない場合でも治療方法は異なりますし、癌の種類、大きさ、転移の状態にもよって色々と違います。
そのため、私の治療法の経過は単なる情報の一つでしかありません。

ただ、私はがん摘出後、二度のアイソトープのせいで(おかげで安心して生活できてるんだけど)妊娠を我慢するという時期ができてしまったので。

そんなこともあるんだな、と知ってもらえたら幸いです。

 

最後に、私が手術前から疑問に思っていたことを少しだけ。

 

妊娠してもホルモンの薬は飲み続けるのか?子どもに影響はないのか?

飲み続けます。むしろ、私の場合はホルモン値が安定せず、妊娠中は量が増えました。

つわりのせいで体がだるくてしんどいと思っていたら、ホルモンの数値が良くなくて甲状腺の低下症状態になっていました。

ベッドから起き上がれないくらいしんどい倦怠感にやられましたので、要注意です。そんなときは早めに病院に行きましょう。

そして、チラージン服用による子どもへの影響ですが、ありません。心配無用です。

母体の調子を整えるための必須アイテムなので、甲状腺ホルモンの数値が低下する方が心配です。
なので、勝手にやめたりしては絶対に駄目です!

実際、低下症状態に陥った私は、その事実を知って、後からプチパニックになりましたw
なぜなら、甲状腺機能低下症だと胎児に影響が出るかも、なんていう記事がいくつも出てきたので・・・。

結果、子供の生育には全く影響しませんでしたし、(元気に3000g以上で生まれてくれました)脳の発達の遅延なども今の所見られません。

主治医も、全く胎児への影響についての心配コメントは言いませんでした。
むしろ、私の体調に良くないので怒られましたが・・・。(早く来いと)

 

甲状腺全摘していると出産する病院に断られる?!

これも、ほぼ無いです。

実際に私は個人経営の産婦人科で出産しました。大学病院のようなところでなくても、十分にケアしてもらえました。

よほどの理由がない限り、断られないとは思いますが、すごく気を遣って頂いたな、という感じはしました。

出産をお願いした際、「甲状腺関係は、専門医の主治医に任せる。」とはっきり言われました。

それぞれのプロが、それぞれの役割を果たす。それが正解だと思います。

なので、どちらの病院にもいつ検診に行ったか、などは伝えていました。ホルモン値の変化で薬の量が変わったこと、出産後は元の量に戻すことなど、きちんと産婦人科にも伝えました。

妊娠すると、どうしても様々なホルモン値が変動します。

私の場合は、甲状腺ホルモンにも影響が出たということだと思います。

実際、病気でなくても甲状腺ホルモンの数値が変わる方もいらっしゃるようなので、産婦人科でも甲状腺関連の知識はきちんとある様子でしたし、安心してお任せできました。

 

さいごに

書き足りないことは沢山ありますが、とりあえず私が伝えたかった、甲状腺がんを克服して妊娠して出産した人間がここにいるよ、という表明。

これは達成できたと思うので、今日はここまでにします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

皆様、ぜひお体ご自愛くださいませ。

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